2年英語科 CLIL型探究学習 /Gender

2年生 英語コミュニケーションII

 英語コミュニケーションの教科書で Gender Equality についての英文を読みました。そこから発展させ、生徒主体の探求学習が始まりました。

 本物の英文記事を読んだりタブレットでリサーチをするなどしてジェンダーについての背景知識を学んだあと、実際に生徒たちの身の回りにあるジェンダー問題に目を向け、問題解決のためにブレインストーミングを行い、KJ法で可視化しました。

 そしてゴールは、「ジェンダー平等に向けた動画制作」です。ジェンダーというカテゴリー内で、場面設定や伝えたいメッセージを自分たちで自由に考え、動画という形で表現します。もちろん、セリフはすべて英語です。

 実際に作品で描かれたテーマは、ジェンダーフリー・ファッション、トイレ問題、ヘアメイク、職業、制服など、多岐にわたりました。生徒たちはチームで話し合いを重ね、テーマを決定し、セリフを英語で書き、音読アプリを利用して練習を重ねました。そして、いざ動画撮影へ。

 失敗してしまっても撮り直しがきくので、納得がいくまでチャレンジできます。

 最後に、クラスで上映会を行い、”最優秀作品賞”をロイロノート投票で選びました!ウィッグで変装するチーム、データを出して説得力を持たせるチームなど、工夫を凝らした傑作に歓声がわき、笑顔があふれました。

 自ら調べ、活発に話し合い、考え、決定し、英語を使ってひとつの作品を創り上げる — 主体的に学ぶ西高生たちの姿は頼もしかったです。