男子バスケットボール部 令和6年度夏季選手権大会結果報告

初戦 対岡崎高校 71―47 勝利

2回戦 対足助 68―56 勝利

3回戦 対三好 54―34 勝利

強豪三好高校との一戦。立ち上がり、相手の下級生チーム相手にリードを奪う。しかし2クォーターからは相手の3年生がコートに立ち、彼らの脚力、体の強さに思うようにプレーができない苦しい時間が続く。前半、24対14というロースコアで10点リードで折り返す。後半、徐々に3年生相手にも戦えるようになり、最終スコア54-34で勝利。点が取れない苦しい時間帯にディフェンスで我慢ができた一方で、三好高校の3年生に対して強くプレーできないという課題もあった。脚力強化、プレーの強度、体づくりの重要性に気付かされた試合となった。

4回戦 対豊田大谷 80―55 勝利

今大会Bチームで参加している豊田大谷との試合。試合序盤に優位に立ち、そのリードを守って勝利。相手のストロングポイントである3ポイントを守ることに成功したが、ディフェンスリバウンドに課題を残したゲームとなった。甲山中出身のゲームキャプテンが31得点、六ッ美北中出身のチームキャプテンがハードワークをし、ディフェンスでプレッシャーをかけられたことが勝因となった。

準決勝 対安城学園 72-91 敗戦

2,3年の主力不在の安城学園との準決勝。前半相手の上手さや強さにファールがたまり、追いかける苦しい展開に。それでも3クォーターにディフェンスでリズムを取り戻し、一時逆転に成功する。しかし、5点ビハインドで迎えた第4クォーターにミスが続き、そのタイミングで相手の3ポイントが当たる。安城学園の勝負所での上手さと強さに、チームのディフェンスが機能せず敗戦。

3位決定戦 対人環大岡崎 49-76 敗戦

第1クォーター、相手の1,2年生チームに対して19-10でリードして試合が始まる。しかし、2クォーターから出てきた相手の3年生に対して自分たちのプレーをさせてもらえず、前半9点ビハインドで折り返す。後半、ファウルトラブルや連戦の疲労から、我慢強く戦うことができず、軽いミスが増える。プレーの強度や判断が悪くなり、流れを持ってくることができず、そのまま49-76で敗戦。

簡単なトーナメントではなかったものの、チームの選手はよく頑張って、最終日まで勝ち上がってくれた。岡崎城西、安城学園、人環大岡崎といった、全国大会を目指すようなチームと最終日まで残り、試合をできたことは大きな自信になったはず。一方で今大会は私学にとって、育成の意味合いも大きく、主力を出さないチームも多かった。それでも強くて上手い私学の選手に対して、まだまだ自分たちの力の無さを痛感した。課題はオンボールディフェンスの足、ディフェンスリバウンド、三好高校や私学の選手に対して強くリングに向かえない場面があったこと。また、勝負所での軽いミスや判断を間違えてしまう体力の無さと精神力。ALL AICHIに向けて、しっかり練習をし、体と心を鍛えたい。

保護者の皆さま、平日にも関わらず連日応援に来ていただき、ありがとうございました。今回最終日まで残れたのは、もちろん良い選手が集まってくれているのもありますが、何より生徒が日々の練習を頑張っているからです。一方で最終日に勝てなかったのは、もっとタフで、良い練習をしているチームがあるということです。私学のように長く練習時間をとることはできませんが、それでも練習の質を良くし、勉強も部活も譲らず生徒が成長できる充実した高校生活となるよう、今後も厳しく指導をしていきます。応援よろしくお願いいたします。