男子バスケットボール部ALL AICHI二次トーナメント結果報告

ALL AICHI 二次トーナメント

1回戦 対小牧高校90―55勝利

 相手は尾張支部の夏季選手権大会で2位となり、勢いに乗る小牧高校。第1クォーターから準備してきたことを遂行し、試合を優位に進める。21点リードで迎えた第3クォーター、相手の連続3ポイントで追撃を許すも、翔南中出身のシューターがお返しと、このクォーターに4本の3ポイントを沈め、主導権を渡さない。最終スコア90対55で勝利。公立高校には負けられないという2年生の意地が出た試合となり、2年生は全員県大会コートに立つことができた。県ベスト16に駒を進める。

2回戦 対名古屋高校61―65敗戦

 インターハイ予選で県ベスト4の名古屋高校との試合。195センチの選手をはじめ、スターティングメンバーに180センチ以上の選手が並ぶ強豪チーム。胸を借りるつもりで挑む。第1クォーター、相手の大きさとプレッシャーに思うようにオフェンスができず、重い立ち上がりとなる。それでも第2クォーター以降、チャレンジする気持ちを取り戻し、エースを中心にリングに向かうプレーが増える。相手のベンチメンバーが出てきた時間は試合を優位に運び、第3クォーター終了時は42対49の7点差まで詰め寄る。勝負の第4クォーター、相手の高さに苦戦しながらも果敢に戦い、死力を尽くす。それでも一歩届かず、最終スコア61対65で敗戦。

 昨年は県大会で勝つことができなかったため、2年ぶりの県大会での勝利となった。悔やまれるのは、名古屋高校戦の第1クォーター。相手の高さに積極性を失い、リングに強く向かえなかった。大きくてプレッシャーのある相手に対して仕掛けにいく自信がなかった。それは日ごろの練習で格上相手にチャレンジしにいく自信を養えていないことと、脚力など体が弱いから。今大会でもベスト4に残った名古屋高校との試合から学ぶべきものは多くあった。改めて、練習で削り合い、力をつけていく必要性を感じた。新人戦に向けて、自信を持ってコートに立てる選手が増えなければいけない。プレータイムやユニフォームは与えられるものではなく勝ち取るもの。仲間でありライバルでもあるチームメイト同士、切磋琢磨し、みんなで向上していけるよう、新人戦に向けて良い練習をしていきたい。