男子バスケットボール部新人戦結果報告(地区5位、県ベスト16)

【地区予選】

1回戦 シード

2回戦 vs刈谷工科  80-41勝利

3回戦 vs岡崎工科  93-63勝利

準々決勝 vs岡崎城西 52-107敗戦

5-8決定戦vs 愛知産業大学三河高校 74-61勝利

5位決定戦vs 三好高校 81-72勝利(西三河支部5位)

【県大会】

1回戦 vs愛工大名電 74-71勝利

2回戦 vs名古屋大谷 57-103敗戦

 西三河5位で臨んだ県大会。相手は伝統校の愛工大名電。190センチ超えの選手もおり、胸を借りるつもりで挑む。序盤、相手の高さに怯むことなく果敢にリングアタックをし、試合を優位に進める。相手に流れがいきそうなタイミングで、こちらも大事なシュートを決め、流れを渡さない。8点リードで迎えた勝負の第4クォーター、名電の選手の思いきりの良い3ポイントや力強いドライブで残り1分を切ったところで、同点に追いつかれる。それでも勝負所で甲山中出身のキャプテン小田が値千金のスティールをし、獲得したフリースローを落ち着いて決め勝利をつかみ取る。

2回戦は名南地区2位の名古屋大谷高校。前の試合の疲れが残り、力強くプレーをしてくる名古屋大谷に対して、気力も体力も続かず、序盤からリードを許す。最終スコア57-103で敗れる。

強豪私学に勝つこと、県大会ベスト8を目標に日々練習に励んできた生徒にとって、愛工大名電に勝つことができたことは大きな自信となった。相手に流れが傾きそうな時に勝負強くショットを決めたこと、リバウンドで我慢できたことがこのゲームの勝因となった。バスケットボールは我慢のスポーツ。粘り強く戦えるようになってきたことについて、選手の成長を感じた試合となった。

一方で、ダブルヘッダーの厳しさ、私学の強さを感じた新人戦でもあった。地区予選の岡崎城西戦、県ベスト8をかけた名古屋大谷とのゲームでは、ダブルヘッダーでタフな状況で、格上チーム相手に我慢しきれずに敗れてしまった。負け方が良くなかった。上を目指す中で、2ゲーム戦いきる体力と精神力を鍛えなければいけない。また、県大会のレベルで自信を持ってコートに立てる選手が増えなければいけない。県大会後のミーティングでは、それぞれの選手が自分自身と向き合い、今後について考えていた。新人戦での学びを今後の練習に生かし、チームとしてより成長して総体に臨みたい。